ブログを始めた理由

ぼーんのつぶやき

どうして私がブログを始めたのかというと気持ちの整理をしたかったからなのです。

どういうことかと言うと親を大事にしたいと思いながらも、親を許せないという相反する気持ちがせめぎ合い、とても苦しいのです。うまくブログの文章を書こうとしても、進まなくなり振り返ってみようと思いました。

私の両親は、世間一般の親に比べると変わった夫婦だと感じながら育ちました。

結婚が決まってからも結婚後に旦那のご両親と関わることが増え、どうしても比べてしまい、その差に悲しくなります。

実は旦那のお父さんは2年前に亡くなり、私の実父は今年の春に亡くなりました。

義母は毎朝、義父の為に大好きだったコーヒーをいれ、ご飯を供えてお仏壇に手を合わせ、軽くお教をよみます。月命日には必ずお墓参りにも行くし、それ以外でも行っています。今でもふとした瞬間に義父がいてくれたらなあと涙ぐむのです。

本当にお互いのことを大事に思いあっているのが分かる理想の夫婦です。義父は、私にもとても優しかった。私は2人をとても尊敬しています。

対照的に私の母は、口を開けば、死んだ父の悪口ばかりで、亡くなった時も、冷めたものだった。仲が良かった時代もあったのではないのか…何か良きエピソードはないのかと思うのだが、恨みつらみしか母の口からは出て来ない。

実家を手放さなくてはならないことになり、家の大きな仏壇も縮小せざるをえなかった。

父の納骨も終わり、仮祭壇のままでは、気の毒だからと母と兄が移り住んだアパートに小さな現代風の仏壇を買うことにし、それに見合う小さな可愛い仏具も選んだ。柚色のつややかで、丸みのある仏具で、モダンなものと迷ったが、温かみのあるこちらの仏具にした。可愛いものが好きな母が、きっと気に入って喜ぶと思ったからだ。あまり仲の良くなかった父と母ではあったが今なら違う感情もわくのではないかと私は期待した。

初盆も迫っていたので、急いで母宛に柚色の仏具と、盆灯籠もネット注文した。

届いたとメールが来たので、ちゃんと飾ってあるのかな〜といそいそと見に行った。

しかし、アパートで見たのは期待とは違っていた。届いた盆灯籠は、段ボールに入ったままだった。丁寧に梱包されていたはずの柚色の仏具も少し開封されていたが取り出されてもいない。

「初盆が来ようというのに何で開けないの?」と聞くと「こんなにあっても困るのよ」と一言言い、初盆にも可愛い仏具にも興味無さそうだった。

そこからはまた自分の話を始めただけで、ありがとうの言葉もなかった。私の母は残念な女性だなと思った。

でも、これは、長年父が母を大事にして来なかったせいでもあると気が付いてはいるのだが、自分の両親を思うと本当に悲しくなる。

こんな気持ちをブログで少しずつ整理したいなんて勝手なのですが、もしも同じような悩みを抱えている方がいたら、一緒に前向きになれたらと思い、ブログを続けて行きたいと思います。これからもどうぞよろしくお願いします。

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